2011年2月11日金曜日

北海道③

3日目。
結構早起きしたものの、気持ちのいい朝露天風呂に浸かり時間(「とき」と読む)を忘れた為、
少し遅めにゲレンデへ出発。

ホテルより朝の景色。今日もテンション上がります!!

今回の旅で大活躍してくれたレンタカー「イプー」

一路、ゲレンデへ。 福岡では考えられない雪道。 
到着です。麓から山頂あたりの状況を一丁前にチェック。

俗にいう「ニセコ」にはいろんなゲレンデがありますが、有名なゲレンデが4つあります。
そのなかの一つ「ニセコアンヌプリ」に午前中は行ってまいりました。


いい景色です!! テンション上がります!!

恰好つけてるオレ(ポンコツ)
手前から、渋田君(病み上がり)・上野君(インフル)・わたくし(ポンコツ)

そしてウォームアップも儘ならぬ内に、今回の旅の目的へと足を踏み入れていくことに・・・・
気持ちよく1本ゲレンデをながした後、「少しコースを外れようか。」と上野(悪魔)のような囁きに
ついつい誘われて、もう戻ることのできない惨劇へ突き進むこととなりました・・・・

まずはこのライン(赤線)で・・・
恐る恐る木が立ち並ぶ傾斜を下ったその先には、

まるで竜の背のようなラインが待ち構えてました・・・

このあと、まさか(?)の転倒で、予定通り(?)左肩を打撲。一気にテンションも下り坂・・・・
そして傷の癒える間もなく、今旅最大の恐怖へと・・・・

最頂のリフトを降りた後、板を背負い徒歩でもう少し登り(オレンジ色の点線)・・・・

まるで巨大なパラボラアンテナのように湾曲している渓谷のど真ん中までトラバース
(横滑り オレンジ線の部分)

                   
この写真では10分の1も伝わらない・・・・・

あまりの傾斜と高さにもはや滑れる状態ではありません。
ありえない傾斜と高さ、その先に繋がる渓谷のコース、そして今更ながら自身の負った怪我に恐怖を覚え、このときを境に全然滑れなくなってしまいました・・・・・
そんな僕(ビビり)とヨシヒロ(事故上がり)をよそに、上野君(悪魔)と渋田君(Mr.病み上がり)はスイスイ滑り降りて行きます。最低でもあと5年は一緒に滑りに行けないなと、痛感しました。

2人のあまりのテンションの下がり具合に見かねた(腹かいた)上野君(悪魔)が、めずらしく(?)気を遣い、我々2人の大好きな「カレー」の美味しい店へと案内してくれました。

ニセコ駅構内にある、古さがいい感じの喫茶店。ここで田中邦江もカレーを食べたとか(嘘)

北海道まで来てとは思いましたが、躊躇なくカレーを頂きました。

ここから一旦、温泉休憩を入れてナイターに挑もうとしましたが、満員だった為、
その足で、「ニセコグランヒラフ」へと。
10年ぶりに行ったグランヒラフ。今は外国人(特にオーストラリア人)に大人気で
すっかり雰囲気は変わっていましたが、あいかわらずの巨大ゲレンデでした。
ニセコグランヒラフより夕方の羊蹄山を望む。

あの恐怖と夜の視界の悪さ(結局はビビったんです・・・・)で全然滑れません。
自分はこんなに下手やったんやと、がっくりしながら1人車に戻る途中、
駐車場のブラックアイスバーンで、まるで漫画のように天を仰ぎながら転倒。
ゲレンデじゃなく駐車場で滑って修学旅行生たちに笑われる始末。
まるで蜘蛛の子を散らすように、修学旅行生たちを追い散らし泣きながらホテルへ戻りました。

ちょっと遅い青春の旅も残すは最終日のみ。
夕食を食べながら明日の行動予定をミーティング。
明日が楽しみなのか不安なのか、はたまた「アメトーク」のせいなのか、
とにかくなかなか寝付けない35の夜でした。(最後の夜でした)

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